久しぶりに読みました。
これ、高校生の時に読んで衝撃を受けた……のだと思います。
覚えてないんだけど。ダメぢゃん。。。
でも他の本は図書館で借りた記憶しかないのに、この本は本屋さんで買った記憶があるもの。
実際、本があるし。
「なにがどーして、買うところまでいったのか分からないけど」
という話を先生にしたら
「それが文学の力です」
と、力説されました。
そっかー。文学の力ねぇ。

高校生はこれをどんなふうに読むのかなぁ。
この作品に出会わなければ日文になんて進まなかったのに! と言ってた人もいたくらい。
……人生狂わされたって、言ってたけど(^^ゞ
人の進路を決めちゃう作品だと思うと、ほんとうにスゴイ作品なのだなと思います。
文学の力なんだわ。
なにぶん、漢文調でちょっと難しいと思っちゃう文章ではあるんだけど。
それでも読ませるのも、文学の力ってことで!

中島敦の奥さんの文章に、ホロリとしてしまいました。

コメント

秋林 瑞佳
秋林 瑞佳
2008年4月20日9:39

懐かしいなあ!とても好きでした<山月記

私はですね、高校時代とにかく現代国語(と化学)の時間がしんどくて、なんとんかサボれないかとそればっか考えてました。この2教科がニガテで不得意だったのです(化学にいたっては学年最下位をとるかとらないかを争ったぐらい。皮肉なことに、三年間ずっと担任が化学の先生だったという…)。

高校生の頃から私は私だったので、「まだ生まれてから10数年なのに、夏目漱石うや瀬戸内晴美の書く小説の登場人物の心情が理解しきれるわけないじゃん!」とかなんとか、ずいぶんと冷めた高校生でした。それでも中島敦や志賀直哉(小説の神様!)の作品は好きでしたね。

大人になったいま、あのときの「わかるわけないじゃん!」はたしかに一理あると思ってはいますが、あのときでしかわからなかった感覚もあったわけで、当時は他にどう思ったんだっけ〜?と、サイキさんの日記を拝読しながら、つい遠い目になったのでした。

サイキ
サイキ
2008年4月27日16:23

>秋林さん
懐かしいですよね♪>山月記
実は、私も国語の授業はイマイチ。教科書を読んで過ごしてた記憶があります。
あ、私も同じ事思いました。>夏目漱石
けど、暇だったので読んでました。
中島敦って、高校生は「好き」って感情になりやすいのかなぁ、とか思ったりします。何がどうとは言えないけど、なんか良いよね!って。あの、ストイックなまでに削られた文章って今読み返してもすごいと思います。
分かるわけなくても読んでみるのって、大切なんだなぁと思います。できれば当時の感情を知りたいけど、遠い目になるばっかりですよ〜。

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